シェア大学 「定義し創る」の講義は、自分の選んだひとつの物事(行為)の定義を自ら定め、 そして創造するというものだ。 わたしの参加しているクラスには『観劇』を定義している受講生がいる。曰く、観劇の定義とは『意識して観ること』ということは、世の…
大学で写真の勉強をしていた頃、教授に教わったことのひとつに 「大事なのはシャッターを押す瞬間ではなく、撮ったあとの写真を見て選ぶ時間」 というものがある。 シャッターは何回でも何万回でも押すことが出来る。 "押す"という行為に限って言えば、子供…
スタッフとして関わっている"思考訓練の場"を提供する『シェア大学』 の講義のひとつ反近代的体育実習にて、 中国武術をやりました。 内田樹の本を読み自分の身体の可動域に関心を持ち、まれびとハウスで行われるヨガを体験し、自分の身体との語り方を少し掴…
ソクラテスは死なない どんな偉人でも超人でも肉体はいつか死ぬ (医学や科学の進歩で今後どうなるかは置いて) それでも魂は死なない、とソクラテスは説いた 事実、彼の思想が現代に生きている 時間も距離も超えた何処かの誰かが 彼の思想を解き、現代に起…
だれかをきらいだ、という感情がじぶんの中にめばえたとき その気持ちが自分のなかにあるという真実が とても自分をつかれさせる 「あなたがきらいな誰かをとてもとてもすきな誰かがいる」 誰かがとてもとても愛しているひとを おなじように、どうして愛せな…
Twitterは川のようだ、といつも思っていました 【拡散希望】と撒き餌をし、引っかかってくれる魚は食べられそうならなんでもよかった 相手の顔が見えなければ見えないほど、それはよかった 顔の見える相手とひとりひとりでやり取りをして、 溜まっていく送受…
もともとひとつだったものが、ズタボロになったのか 何者でもない欠片が集まって形を成したのか どちらにせよ、なんとか"その形"を保っている この図が語りかける、愛の形がとてもいいです。 「ラブ・アクチュアリー」 http://movie.goo.ne.jp/contents/mov…
今朝蝉の声を聴いた 今年の夏に入ってはじめて聴いた おふとんの中でのまどろみの中、 「あ、蝉が鳴いてる」 と頭に降ってきた住人の声で、 蝉の声を聴いた。 本当は、もっとはやく蝉の声を聴いていたのかもしれない 蝉はもっとずっと前に、 わたしの傍で鳴…
「ハチ公前で待ち合わせをしましょう」 と約束してから 待ち合わせが苦手だということを思い出した。 どうして苦手なんだろうかと考えてみた。 ああそうだ、何もない「待ち合わせ」場所で待ち合わせをし、 そこから「目的地」に向かう道すがらが苦手なのだ。…
「どうでもいいこと」 を知ってか知らずか、とあるひとがこんなことを言いました。 「どんなに心を揺らす出来事も、時が経てば風化する。 どうでもよくなってしまう。 世の中の大抵のことはどうでもよくするための術があります。 どうでもよくすることなん…
いっしょにすんでいるひとたちを ちゃんとみておくこと いっしょにすんでいるひとたちが積んでいく時間を ちゃんとみておくこと せめていっしょにすんでいる間だけでも 継続的に観察しておくこと、覚えておくこと 幅もなければ形もない、 家という枠で区切…
ひとつ、生きるたびにどうでもいいことが増えていく。 あんなに好きだったひとのことが、今日どうでもよくなっていく。 あんなに気をやんでいた問題が、今日どうでもよくなっていく。 ひとつ、すきなことが増えるたび、 ひとつ、どうでもよくなっていく。 …
高校生のとき、とある現代アート作品(と呼ばれるもの)が とある新聞に取り上げられていたのを読んだ。 その作品がどんなもので、どの新聞に取り上げられていたのかはどうでもいいのだ。 (というか覚えていない) その記事の締めくくりの一文に 『この作…
「おとあそびワークショップ プレ」 やりかた ①"楽譜"を創る→楽譜の定義とはなにか?五線譜は必要か?音を鳴らすための指針があればいいわけで、 それを共通の記号で括る必要があるのか、など考えながら(議論しながら?)絵を描いたり、文字を書いたり、な…
毎月恒例のホスト業となりましたまれびとヨガも 早いもので、もう5回目になりました。 毎回自分の身体や呼吸に関して、新たな気付きを得るのだけれど、 今日は何が進歩って、身体の硬いわたしが前屈して手が床に付いたってことです!!! (身体の柔らかい…
ゆるっと行う散歩企画「pair camera」第3回 今回は約1年振りに再開がてら、まなみさんと歩いて来ました。 12 0608 pair camera with @manamisgmt "お話が楽しくて、あまり写真を撮ってなかったことに帰って気づきました! ぜひもう一度。" ぜひもう一度。 -…
2週間に1度、まれびとヨガ と(勝手に)称して我が家 でヨガをやっている。 元々他の住人がホスト&参加していたイベントを、 その住人が家から少し離れるということでホストを受け継いだものなのだが、これが中々に楽しい。 以前にも文章に認めたように、自…
世界の平和など願ったことはない イメージが出来ない この世界にひとつの悩みもなくて、みんな笑って幸福に過ごしている未来なんて 気持ち悪いとすら思う。 どの時代を切り取っても そこには一定の苦悩や困惑を世界は抱えていて欲しい。 (苦悩や困惑を抱え…
自己紹介が苦手です。 ここまで成してきたことなど何ひとつ無く、 今成そうとしているものなんてきっと永遠に判らぬままで、 何に興味があるかと問われれば あなたの興味のあること、その全てに興味があります。 あなたが目を輝かせて夢中になること、 声を…
SHISHO先生による「そらいろYOGA in まれびとハウス」にて ヨガを初体験しました。 以下かんそうぶん ①「自分の身体の中を感じて」 という先生の言葉から自分の身体の中を感じれば感じるほど、 身体の中にはなんにもはいっていないんだなあということに気が…
「いつだって帰ってきていいのよ」 とハハが言う言葉が、怖くなったのはいつからだろう。 生まれ育った環境から出ていくことは恐いものだろう、 肩肘はらずに無理せずに、けして傷つかないわたしの箱に閉じ込めてあげるから という聞こえない声が聞こえ始め…
「まれびと美術館」 (通称 まれ美) の企画・代表でもあり、そこから派生した 「まれびと大学(仮)」の平野ゼミ 教授でもある平野智紀さんが出演されるということで お台場にて行われた 「ミュージアム・トリップ vol.3 ~対話式鑑賞法って何?!~」 と…
少し前になりますが、 「100ぱーせんとコドモカメラ」の中村愛さんとのミーティングに同席させて頂きました。 中村さんは子供に一眼レフで写真の撮り方を教える方で、 わたしもかじるように写真を習って、撮っている人間としてはとても興味深い話が聞けた時…
所用で、はじめて歌舞伎町にひとりで降り立った。 "歌舞伎町"という名が持つ先入観のためか、JR新宿駅構内で既にわたしは、ひとの流れに酔って具合が悪くなっていた。 「もうなるべく新宿には来たくない」と今まで何度思っただろう。 駅を1歩出てから歌舞伎…
3月15日に書いたエントリ「pair camera」にて、 次回 pair cameraデートしてくれる方、とゆるっと募集してみたら 引っかかってくれた方がいたので早速第2回を決行してきました。 今回も出発点は田端にあるまれびとハウス そこから北、尾久の方へ向かい隅田…
先日、わたしが主催した恋愛ワークショップの第2回目が終わりました。 このワークショップ自体は既に4回目なので、段々と"恋愛ワークショップ"というキャッチーなフレーズに惹かれるひとばかりでなく、 "恋愛"というワードをきっかけに、対人関係や自分自…
恋人になるために必要なこと、とはなんだろう。 キスをすることだろうか、 セックスをすることだろうか、 恋人になりましょうよ と約束をすることだろうか。 そのどれも、本当は必要がない。 夜道、ふたりで一言も交わさずに、肩を並べて歩いている、 ただ…
大きな地震を契機に、友人が立ち上げた"非常食宅配定期サービス yamory"の HP内にある震災対策ブログを盛り上げるために記事の一種として、 防災啓発まんが「やもりさん」をぽちぽちと描かせて頂いています。 "防災啓発をやさしく漫画で"というのが友人のリ…
東京は谷中で、谷中書生カフェと称して読書会等を企画している根岸さんと一緒に、 まれびとハウスにて「歌」をテーマに、お茶も点てながらのまったりした歌会をしました。 イベント前に題詠(テーマは「背」)と自由詠をそれぞれ提出し、 当日名を伏せてそ…
先日、主催をさせて頂いた恋愛ワークショップをなんとか終えた。 イベントの告知文にも書いたように、 わたしに最後に正式に恋人と呼べるひとがいたのはもう2年も前のこと。 元来恋愛にはひとより関心がなかったわたしが 「わたしは恋をしないのではなく、…