2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧
物語ることで様々なものを壊してきた経験からか いや、単に「空気を読む」といった日本人特有の美意識が好きなだけなのかもしれない 思うこと、考えることをなるべく一度飲み込み、 自らの感情の発露を相手にとって望ましい形ではなく 如何に自分が美しいと…
…人を為さずもの。 ある人の所業を思い返し、笑いながら 「ヒトデナシ」 と独りごちてみて直ぐ 「さすがにヒトデナシは言いすぎたか…」 と考え直しかけたものの、確かに人を為さずものではあるので誤りでは無い。 いま自身の目の前にいる人が、果たして人で…
新たに出会った人と別れる際、 SNSのアカウントを教え合うでもなく、 詳細な次会う予定を詰めるでもなく、 「またどこかで」と手を振れ合えるとき 健やかな出会いをしたなと嬉しくなります。
ふと 自分とセックスすることのない異性に 生殖器がついていることに強い違和感を覚え、 同時に 想像するととても気持ち悪いなあと思った。
ちょっと素敵な場所を教えてもらったので、遊びに行こうかなと調べたら 完全予約制だということを知る。 予約方法に関してホームページはおろか、電話番号やメールアドレスすら公開されておらず、 往復はがきを郵送すると、日時を指定した招待状が送られてく…
身勝手な世の中は 「人は人を愛する」ことを当然な顔して廻っているので、 いつもそれに絡め取られてしまう。
あーんなに行きたかった場所なのに、 具体的なスケジュールを詰めだすと、途端に気が滅入りだす現象。 待ち合わせが怖いのは、終わりが始まるのが怖いからと散々言いますが 審判の日が怖いとも言えるのでしょう。 それが有罪と付けられようと、無罪と付けら…
そういえば一度も名前を呼んだことの無い人に そういえば一度も名前を呼ばれたことの無い人に ふいに「みみこちゃん」と呼ばれ、心を揺らしてしまった。 何処かの物語では、自分の名前を打ち明けることは 自らの魂を預けることにも等しい世界があるらしく、 …
恋に傷つきたくなければ、 短い恋をすることを自分に約束すればいい。
待ち合わせが苦手な私にとって、 実際に会うことよりも 「会いたい」と言えることの方が、余程何かを解決することを知った。
共感されたい「好き」があれば、 共感してほしくない「好き」がある。 その人の生活をなぞりたい「好き」があれば、 その人の生活に組み込まれたい「好き」がある。 instagramというアプリが、多分色んなSNSの中でも一番好きで 会ったこともないような、言葉…
約束の時間に、約束の相手と連絡がとれないと 焦るどころかむしろ安心してしまう。 「終わり」がはじまらないことを、期待できるから。 『旅は準備が一番楽しい』なんてことを言うけれど 私にとっては人と出かける、食事をする、すべての予定が正にそう。 姿…
遠くへ行きたいという願望が日に日に強くなっていく そのための時間もお金も、それなりにあるはずなのに どこへ行けばいいのかがわからない。