【告知】3月31日(土)恋愛ワークショップ
先日、主催をさせて頂いた恋愛ワークショップをなんとか終えた。
イベントの告知文にも書いたように、
わたしに最後に正式に恋人と呼べるひとがいたのはもう2年も前のこと。
元来恋愛にはひとより関心がなかったわたしが
「わたしは恋をしないのではなく、恋が出来ないだけなのではないか。はたして、恋人を作ろうとして作れるのか」
と思い立って、
たまたま近くにいた素敵な男性に声をかけたら彼は恋人になりました。
恋人を作ることはそれまで思った以上に簡単でした。
出会って、名前を聞いて、連絡先を聞いて、一緒にご飯を食べて、おうちにいって、セックスをすれば
彼は恋人になってしまっていた。
(どちらが選ぶとかではなく)
恋人を作るのにに必要な条件なんてそれだけのものだったのだなあと。
以来、世間一般に言われる真面目な恋をすることをやめました。
だって、わたしにはもう恋が出来てしまったのだもの。
一度出来てしまったことには、さして興味がないのです。
けれど、ひとに話してみるとこれは、恋が出来たというよりも、その当時たまたま恋人が出来たに過ぎないみたい。
恋が出来ることと、恋人が出来ること、似たようでいてどうしてこうも違うのでしょう。
そうやって、わたしが恋愛というものに関心を失って早2年。
恋をしていないか、と言われれば嘘になる。
魅力的なひと、ずっと見つめていたいようなひと、たまにでも会えたら嬉しいようなひと、
そんなの性別も年齢も問わずに多数すれ違ってきた。
けれど、恋人にしたいなどとは思ってはこなかった。
そんな約束事で誰かとの関係を縛り付けようとするのが嫌なのだと思う。
"恋人"という約束をすることで、定期的に会わなくてはならない、
という規則を気付かない間に結んでしまっていることが嫌だ。
知らない間に結ばれた規則なのに、それを破られてしまうと、
裏切られたように勘違いしてしまう自分が生まれてしまうのが嫌だ。
会いたいひとには、会えるときに、"会ってしまえる"のが一番いい。
ふ、とした瞬間、なんとなく、会えてしまえるのがいい。
そんな約束恐怖症のわたしにとって、
恋愛ワークショップを迎えることは非常に恐ろしいことでした。
自身で主催しておいてこんなこと言うのも変だけれど、
「恋愛」という名のもとに集ったひとたち、
恋愛に強い気持ちを持っているひとたち、
今のわたしには想像もつかない、言葉も伝わらないような宇宙人と対峙する瞬間のような恐ろしさを感じていた。
けれど、いざ参加者の恋愛の悩み等に触れてみると、
怒りが二次感情である、というように
恋愛感情も(大抵は)何か大きな要因の末端に在り、
自身が体験しているどのワークにも(ワークショップ関係なく)、必ず外側があり、
ワークの外側にあること、もの、またそちら側にいる際の自分、