2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

死について

父親のことが大嫌いな子どもがいて 多感な思春期には「ころしてやろうか」と本気で思ったりもして、 時が経ち親元をようやく離れられるようになった後は もう何も無理して関わる必要などないのだと 数十年も顔も見ず、声も聞かずに過ごした後、 何処かでひっ…

戯曲「デート」

シェア大学 「定義し創る」の講義は、自分の選んだひとつの物事(行為)の定義を自ら定め、 そして創造するというものだ。 わたしの参加しているクラスには『観劇』を定義している受講生がいる。曰く、観劇の定義とは『意識して観ること』ということは、世の…

写真を撮る

大学で写真の勉強をしていた頃、教授に教わったことのひとつに 「大事なのはシャッターを押す瞬間ではなく、撮ったあとの写真を見て選ぶ時間」 というものがある。 シャッターは何回でも何万回でも押すことが出来る。 "押す"という行為に限って言えば、子供…

中国武術をやりました。

スタッフとして関わっている"思考訓練の場"を提供する『シェア大学』 の講義のひとつ反近代的体育実習にて、 中国武術をやりました。 内田樹の本を読み自分の身体の可動域に関心を持ち、まれびとハウスで行われるヨガを体験し、自分の身体との語り方を少し掴…

わたしは死にたい

ソクラテスは死なない どんな偉人でも超人でも肉体はいつか死ぬ (医学や科学の進歩で今後どうなるかは置いて) それでも魂は死なない、とソクラテスは説いた 事実、彼の思想が現代に生きている 時間も距離も超えた何処かの誰かが 彼の思想を解き、現代に起…

だれかをきらいだ、という感情がじぶんの中にめばえたとき その気持ちが自分のなかにあるという真実が とても自分をつかれさせる 「あなたがきらいな誰かをとてもとてもすきな誰かがいる」 誰かがとてもとても愛しているひとを おなじように、どうして愛せな…

Twitterがすきでした

Twitterは川のようだ、といつも思っていました 【拡散希望】と撒き餌をし、引っかかってくれる魚は食べられそうならなんでもよかった 相手の顔が見えなければ見えないほど、それはよかった 顔の見える相手とひとりひとりでやり取りをして、 溜まっていく送受…

ラブ・アクチュアリー

もともとひとつだったものが、ズタボロになったのか 何者でもない欠片が集まって形を成したのか どちらにせよ、なんとか"その形"を保っている この図が語りかける、愛の形がとてもいいです。 「ラブ・アクチュアリー」 http://movie.goo.ne.jp/contents/mov…