次元を越えた愛

もの凄く変な視点からものを語る。

 

 

知人のデリヘル嬢が"今までで一番気持ち悪かった客"として

某アニメキャラクターのフィギュアを持ち込んで「〇〇ちゃん(キャラクターの名前)と呼ばせて」

と言った客を挙げた。

 

 

それを聞いて無礼な客だなあとわたしは思った。

知人のデリヘル嬢に対してではない。

(彼女はそれが仕事なので、ある程度は客のニーズに答えるべきだろうし)

そのキャラクターに対してだ。

 

今でこそわたしは特定のアニメやゲーム、そしてそのキャラクターに嵌り込んではいないけれど、

若い頃はそれはもう、とても公言出来ないような嵌り込みをしていた。

時代や年齢の違いもあるから、比較的に語ることは難しいかもしれないけれど、

もしわたしが上記の男性客だとしたら、

大好きな2次元のキャラクターを3次元に、

ましてや似ても似つかない(この部分の検証も同じく難解だけれど)女性にダブらせることなどしない。

彼は自分の生物的欲求に我慢ならず、次元が違うのを良い事にフィギュアと名前を持ち込むことによって、

それを発散させようとしただけの愚か者だ。

その時点で、彼にとって次元は、キャラクターへの愛を隔てる障害ではなく、

ただ、現実から逃げるための言い訳にしかなり得ていない。

 

 

 

性別が異なるため、生物的欲求の部分を明確に理解しないまま

これらの駄文を書き連ねたことだけは少し反省する。